軽SUVに三菱が参戦!
軽SUVにパジェロミニなど中古車で未だに高い人気を誇る三菱。
最近のブームであり、激戦区になる予感の中「ekクロス」が発売されました。
ライバルと比較してどう映るか?目玉となるオプションと一緒に見ていきましょう。
ekクロスのライバルの軽SUVは
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/
人気俳優を起用して、「ハイパフォーマンス軽SUV」とそのレベルの高さを謳うekクロス。
同ジャンルのライバルは、同じようなクロスオーバーな雰囲気漂う軽自動車になります。
舗装路メインだけど、テイストとしてアウトドアチックな車は最近人気ですよね。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/styling/
やっぱり最初に思い浮かぶのはスズキの「ハスラー」ですよね。
「遊べる軽」を合言葉に男女問わず乗りやすいデザインで大人気。
思い返してみればこのジャンルの火付け役と言えるでしょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/05_driving.htm
「軽」といえばダイハツの存在を無視することはできません。
人気のキャストシリーズではアウトドア色の強い「キャスト アクティバ」はあります。
同じ軽SUV、クロスオーバーでもライバルを見てみると異なる3つのキャラクターが感じられますよね!
だからこそ、比較する価値はあるかと。
ekクロスの遊び心とライバルたち
どのライバルにも、ekクロスを含めて「遊び心」は共通のキーワード。
スモールなボディに各メーカーの「遊び心」が垣間見えてくるんです。
ニュアンスは同じでも、遊びへの考え方は作り手によって180°違ってみえるもの。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/interior/
○実現したのは最も上質な軽自動車「ekクロス」
現行で出てる三菱のSUVより内装豪華じゃない?
何て声が聞こえてきそうなほどハイクオリティにこだわりを感じられるekクロス。
ekクロスは、凝ったデザインでカラフルな外装の中に大人な空間が広がっています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/usp/environment.html
三菱的「遊び心」は「軽自動車なのにやり過ぎちゃった」。
もちろん、日産と手を組んでいるからこそ車としての性能が高い部分もポイント。
フルモデルチェンジで改良されたエンジン回りや、先進技術は言うまでもありません。
静粛性が高く、良く走るとコンパクトカー並みの評価は多いですよね!
オプションが細かく設定されているので、上位グレードが共同開発の日産デイズより買いやすい価格なのも魅力の1つです。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/interior/
○ポップなスモールSUV「ハスラー」
見た目としては最もSUVっぽいのがハスラー。
ストレートな遊び心が一番に今回の比較では感じやすいですよね。
車体色と同じカラーで塗装されたインパネは、イタリアのFIAT500を彷彿させるキュートさです。
女性人気も高く今現在、3車種の中で最も売れている印象です。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/comfort/
個人的に遊び心を感じさせられるのは、「マルチインフォメーションディスプレイ」。
ハスラーオリジナルでエンジン始動時にアニメーションが流れます。
任天堂の「ゲームウォッチ」を彷彿とさせる何ともレトロ可愛いインテリア。
これがオプションではなく、標準搭載なのもキャラを大事にしているなぁと思いますよね。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/04_interior.htm
○個性豊かなカテゴリの優等生「キャスト アクティバ」
学生時代に一人はいた、メガネで小柄な優等生。
そんなイメージを受けるのが「キャスト アクティバ」です。
軽自動車に力を入れるダイハツだからこそ、軽自動車として必要な要素に磨きをかけています。
代表格のモノコックボディや燃費良く走るエンジン。
それに加えるのが、他のキャストより若干車高を上げて独自のデザインを施しました。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cast/05_driving.htm
搭載される機能もキャストスタイル、スポーツ、アクティバと若干異なるのも楽しいです。
実は、走破性という意味ではハスラーより口コミ評価が高いのは意外。
軽自動車の代表格として基本を磨いている意味で、ekクロスのライバルとしてはこの車がしっくりきます。
ADASで引き離されるライバル
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/usp/mi-pilot.html
出来過ぎた軽自動車として車としてのクオリティが高いのはekクロスにとって当たり前。
今回のフルモデルチェンジでライバルを蹴散らすなら「先進運転システム(ADAS)」の搭載でしょう。
日産のプロパイロットと同じですが、三菱では「マイパイロット」と名前が変わります。
詳しい機能については記事にしたので読んでください!
【デイズ 新型】発表!進化したADASは軽のレベルを超える最新安全装備
細かい説明は、こちらを読んで頂きたいので要約すると
- 自動運転のレベルが他社より高い
- 軽自動車に搭載されている
- なのに値段はお手頃
とにかく技術レベルが高く、時代の先駆けな要素が理解できれば良いと思います。
デイズと違うのは、このADASのパッケージングが挙げられます。
日産側ではADAS搭載の専用グレードがあるが、ekクロスではメーカーオプション。
不要であれば、搭載しない選択肢もあるのです。
デイズでは装備ごとにグレードを分け、ekクロスでは基本ベースに必要なものをオプションとして選択する。
デイズはコース料理、ekクロスはビュッフェ方式と覚えておくと良いでしょう。
大衆車というよりは、玄人向けの車が多い三菱らしい上手なパッケージングだと思います。
ekクロスのスペックと軽クロスオーバーSUVの魅力については、こちら
ekクロス オプションekクロスの遊び心満載なオプション
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/lineup/ek_series/
ekクロスは多彩なオプションが同時に発売されています。
前述したように、お皿に料理を盛るようにekクロスに似合うオプションで満足させてくれそうです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/lineup/ek_series/luggage.html#
ライバルと見比べて唯一、ekクロスは「ルーフレール」が最初から付いています。
もちろん、ちゃんと使えますよ。
画像は純正オプションのルーフキャリア(24,500円)。
アウトドアを軽自動車で楽しむなら、ルーフキャリアって思います。
軽は特に大きな荷物はやっぱり外で収納して、車内を広々使った方が良いですよね。
ekクロスはホイールベースを延長して、広々な車内空間でなおさら快適に過ごせるようになります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/lineup/ek_series/luggage.html#waluggage_09
この辺はハスラーにもオプションでありますよね。
ラゲッジアンダーボックス(21,600円)は、釣り好きの中にはクーラーボックスとして使う猛者もいるとか。
2万弱の価格設定にも注目、ハスラーだと3万強ぐらいのオプション料金です。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/navi/lineup/original9.html
9インチナビ(203,040円)があるのには驚きました。
軽自動車で9インチが純正オプション、しかも外枠にしっかり収まっているのは珍しいです。
最初から想定して作られているekクロスならではの部分。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/lineup/ek_series/luggage.html#waluggage_07
タイイングベルトセット(3,240円)。
後からホームセンターで買い足しそうなモノまで純正オプションでありますよ。
しっかり実用面まで考えてパッケージングしている事を思わせます。
逆に、他のカスタムオプションはライバルと比較して控えめです。
他社だと割高なドレスアップパーツが多いイメージですが、サイズ感が重要な部分は純正オプションで用意している形と考えられます。
後は、好きに社外品を買ってカスタムして楽しんでくださいが三菱スタイルでしょうか。
そんな遊び心を感じさせるオプション構成でした。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
クロスオーバーやSUV要素を足した軽自動車ってどうしても中途半端になりがちですよね。
変にSUVに寄せる機能を施すより、軽SUVだから出せるテイストをekクロスから感じます。
他のライバルにはないスタイリングと走り。
時代を代表する先進技術の数々は体感すべきだと思います。
新元号の節目なので、令和元年に発売された車として購入する人もいるのでは?
テイスト的にも時代の流行が感じられますから。
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