三菱のekシリーズが新しくなって新登場!
中でも、ekクロスは全てが新しい。
ハイパフォーマンス軽SUVと長い文句を添えているなら、期待して良い?
外観、内装そして気になる走行性能まで。
歴代ekシリーズを絡めてみてみましょう!
ekクロスの個性ある外観
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
最初に目に留まるのはこのフロントマスク。
新世代の三菱車には「ダイナミックシールド」のキーデザインが力強く主張します。
同じく最新の「デリカD:5」もダイナミックシールドが先駆けて登場してますよね。
大まかなデザインは同じ印象を受けます。
しかし、この2つよ~く見比べてみると軽SUVとして独自の工夫がされているんです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
分かりやすい違いに矢印を付けました。
アナタは違いに気づきましたか?
- フォグライトを大型化、メッキ枠をなくして柔らかい印象
- バンパーを大型化、シンプルなデザインに
- グリルをブラックへ、引き締め効果
- グリル横にメッキ枠を、中央へギュッと絞るデザイン
単に同じデザインの軽自動車を作るのでなく、細かい部分をしっかり調整して最適化する。
実際に、ekクロスを見るとミニバンの顔を移植した様な違和感はありません。
引用:https://www.goo-net.com/catalog/MITSUBISHI/EK_ACTIVE/10031416/
歴代ekシリーズと比較するなら、「ekアクティブ」をご存じですか?
同じハイトワゴン×SUVの試みって三菱は2度目。
車高を他のekシリーズより高くし、当時としては珍しい軽のリアシートにカップホルダー付アームレストを装備していたりと先進的でした。
10年以上前の車ですが、当時はあまりウケず中古車でも弾数が少ないです。
逆を言えば、同じジャンルで二度目の大ゴケができない三菱だからこそ本気で作りこんできた期待感はありますよね。
ekクロスの内装や室内空間
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/interior/
歴代ekの中で最も上質な内装は「ekクロス」と言えるでしょう。
これは過大評価ではありません。
同じく、ekシリーズで「ekアクティブ」と比較してみると一目瞭然。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/interior/,https://www.webcg.net/articles/gallery/14791
確かにアウトドアを演出するギア感で言えばekアクティブの方が強い。
ですが、クロスオーバーや近年の高級志向が強いSUV。
質感やクオリティは確実に進化していると言えるでしょう。
160万円ほどで上位グレードが購入できる「ekクロス」です。
ステッチ入りの大型レザーのインパネ、タッチ式のオートエアコン。
安くても200万を超える街乗り向けSUVと十分勝負できそうな質感はあります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/interior/
ekクロスのすごいところは、見た目の質感だけじゃありません。
実用的な機能美を共に両立させているからこそ大げさに褒めるのです。
例えば、シートの座り心地。
見た目も大事だが、車として重要なのは座って運転するのが快適か。
ホールド感といいクッションの固さが部位ごとに違うなど、軽自動車としては超優秀な評価が多いekクロスです。
車内スペースを広くするベンチシート形状でこの質感は個人的にもグッド。
ベンチシートって左右の支えが緩くて疲れるんです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/utility/uti_01.html
最新の軽自動車で重視されるポイントは、内装のクオリティだけじゃない。
後席の広さ、快適さは年々気にされる傾向が強くなっています。
走りや質感を磨いていて、ここまで求めるのは贅沢すぎるかもしれません。
その贅沢がekクロスでは満たされることでしょう。
ekクロスの後席スペースは広く、快適な居住性を生み出します。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/utility/uti_01.html
私がすごい感動したのが、リヤシートのドリンクホルダー(画像左下)。
あなたの家の軽自動車、足元にドリンクホルダーありませんか?
ekクロスは、ドアノブの側。
ひじ置きでリラックスしながら、ちょうど取りやすい位置に!
ちなみに、旧型のデイズは足元タイプでした。
マ○ク(関西ではマ○ドですね)のジュースとかの紙コップ、小さなお子さんだと足が当たって大惨事になりますよね・・・嬉しい内装変更です。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/interior/
紹介しきれない程の収納を備えているekクロスの内装。
車検入れは個性的で上手なアイデアですよね(画像右上)。
実は、ekアクティブにも似たような車検入れスペースはあったんですよ。
余談は置いといて、ekクロスの収納は数が多いですよね。
なのに!気付きましたか?
内装のデザインがしっかり綺麗にまとまってますよね!
見た目を崩さず、広くて、収納もバッチリが評価高いです。
軽ハイブリッドの性能
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/usp/environment.html
日産のS-HYBRIDとまったく同じ機構がekクロスにも搭載されています。
【デイズ 新型】ハイブリッドの仕組み、ライバルとのハイブリッド性能比較
細かい説明は、同じ機構の【デイズ 新型】の記事を参考にしてください!
「 エスとか、マイルドとか良くわかりません。」
色んな名前の○○ハイブリッドが合って結局どれが良いのかわからないあなた!
詳細を省くと、ekクロスのハイブリッドは軽自動車としては本格的な内容と理解しましょう。
電気の力だけで走ることはできない。
だけど、ちゃんと専用のバッテリーが合って充電とアシスト走行ができるハイブリッドがekクロス。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/usp/environment.html
ekクロスのハイブリッドは以下の場合に働きます。
- 減速時にモーターで発電⇒ハイブリッド専用バッテリーに充電
- 13㎞/以下でエンジン停止⇒オートで再発進時にエンジン始動
- 加速を検知し最大で30秒モーターアシスト
アイドリングストップ⇒ハイブリッドで課題になっていた以下の部分が改善されました。
- エンジン再始動の安定化&静粛性アップ
- バッテリーを使い分けるので寿命を改善
- モーターアシストで加速性能、トルク感を改善
何が旧型と変わったの?を簡潔に言うとこんな感じです。
気になる燃費ですが、カタログ値で29.8km/L!
ekシリーズで過去最高の数値ですから、実燃費の情報が気になりますよね。
新設計のエンジンとCVT
引用:https://compactcar.info/wp-admin/post.php?post=1182&action=edit
旧型のekワゴンに乗っているユーザーには、一番の注目ポイントでしょう。
800㏄のBR08をベースに作り上げた新設計のエンジン「BR06」。
これがekクロスの軽快な走りを生み出したと言えるでしょう。
過去の「もっさり感」や「シビアなアクセルワーク」を要求される残念なイメージは完全に消え去りました。
中でもハイブリッド×ターボの組み合わせはコンパクトカー並みと評判です。
静粛性も高く、上質な内装も相まって良い車だと感じさせられます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_x/usp/
そして、せっかく走る車なのにCVTは苦手な人には朗報です。
「Dステップ」が導入されているので、オートマチック車のようなグッと変速した感覚があります。
ギア感を大事にするekクロスには、すごく良い機能ですよね!
新エンジン、ハイブリッドでトルクフルな走りを体感しながら楽しめるでしょう。
そして、共同開発のデイズとの違いは全グレードハイブリッド搭載の点。
パッケージ次第ではいくらかお得にターボモデルに乗れるのは良いですよね。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ekクロスは、私的ランキング「気になる新型軽部門」1位です。
旧型のekワゴンもそうですが、日産側の方が街中で見る機会多いですよね。
見た目からして三菱色を濃く演出しているekクロスはそのイメージを払拭するのでないでしょうか?
ちょっと珍しい軽自動車が好みの私としては、良い車なのに何故か流行らなかったの落ちが嬉しいです。
一旦時期が過ぎてから、中古車で探して乗る作戦。
台数が少なくて、ちょっとレアな感じが好きなんです。
とはいえ、パッケージングや上手な流行の取り入れが出来ているekクロスは好調に人気が出そうです。
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