引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/
Nシリーズで「あたらしいベーシック」をコンセプトとして発売されているホンダN-WGN。
エクステリアは、N-BOXやN-ONEと違いヘッドライトが細目でどちらかと言うとスポーティな雰囲気となっています。
今回は、NWGNのタイヤとホイールについて紹介していきたいと思います。
タイヤとホイールは個性を表す手段の一つでホイール1つを変えるだけで車の雰囲気はガラッと変わります。
しかし、ホイールやタイヤの種類が多くてどのホイールやタイヤを購入したら良いのかわからないですよね?
そんな人の為にN-WGNのタイヤとホイールサイズやインチアップするときの注意点などを紹介しているので購入を考えている方は是非参考にしてみてください。
N-WGN純正のタイヤサイズ
N-WGNに装備されている純正タイヤサイズを紹介したいと思います。
N-WGNには2WDと4WDがありますが、タイヤサイズは同じとなっており、フロントとリアが155/65R14となっています。
タイヤ幅もフロントとリアが同じで155mmで扁平率が65%となります。
ホイールは14インチでタイヤ外径は557mmとなっています。
N-WGNの純正タイヤは軽自動車で標準サイズのタイヤやホイールが装備されているので、路面の振動や乗り心地は良い方だと思います。
N-WGNインチアップする目的
次にインチアップする目的を紹介したいと思います。
よく純正のホイールから社外品のホイールなどに変えている人が多いですよね。
なぜインチアップするのかと言うと1番多い理由は「自分好みの見た目にしたい」といった見栄えを中心とした考えでインチアップしている人が多いです。
現在では社外品のホイールの種類も多くいろんなデザインもあるため、自分好みのホイールを付けて他と被らないようにドレスアップしている人が多いです。
私も昔は車を購入したら、まずホイールをインチアップして目立つようにしたりしているので、性能より見た目を重視していた時もありました。
インチアップをするとタイヤの面積が純正より少なくなるので横から見た時にタイヤの黒い部分の面積が純正の半分近くになります。
そのためホイールが目立ちやすくなりかっこよくなるので比較的若い人がドレスアップでインチを大きくしています。
そしてドレスアップするときにタイヤやホイールのインチアップが1番やりやすいため個性を出す時にはインチアップをする人が多いです。
そして、インチアップする理由は見た目だけではなく、性能も変わってきます。
インチアップすると運転性能が悪くなると思う方も居ていますが、以外にインチアップすると安定性が向上します。
理由は、インチアップするとタイヤが扁平になりますが、タイヤが薄くなると車体の重さでタイヤの歪みが少なくなるのでパワーをすぐに路面に伝えることができる為です。
さらに加速時や発進時などはハンドルのブレが少なく操作しやすくなります。
もちろんコーナリングもインチアップするとタイヤ幅も広くなるので路面に接する部分が多くなるのでグリップ性能や安定性が向上するので、インチアップしている人も居ています。
N-WGNインチアップ時の注意点
上記で紹介したインチアップする目的ですが、見た目や安定性が向上するだけではなくデメリットも多くあります。
まず、走行中の振動が激しくなることです。
インチアップをするとどうしてもタイヤが薄くなってしまうので、タイヤのクッション性が低くなり路面の凸凹部分の振動が伝わりやすくなります。
特に砂利道や工事をした後の道路では凹凸が激しいので、振動が大きくなりすごく揺れている感覚になるので人によっては車酔いをしてしまう場合もあります。
そして、振動が伝わりやすいだけではなく走行音も大きくなります。
音楽やテレビなどを付けていないと路面の「ガタガタ」などの音が車内に聞こえるので静粛性は低くなります。
下道だけではなく高速道路の繋ぎ目でも音が聞こえることがあります。
さらにデメリットとしては、燃費性能の低下です。
インチアップをするとその分重たくなるので、加速時などに純正より多くのパワーが必要となります。
そして、タイヤ幅なども広くなっているので、その分抵抗も増える為タイヤは転がりにくくなるので1割から3割くらい燃費が悪くなると言われています。
デメリットはインチアップすればするほど振動や騒音、燃費に影響が出てくることです。
あまり振動や騒音などは嫌だと思う人はインチを14→15インチだけにするなど、あまり大きくしないようにすれば振動や走行音は抑えることができます。
次は、インチアップする前の注意点を紹介したいと思います。
インチアップするときはホイールやタイヤのインチだけを見るのではなく、幅やタイヤ外径なども注意しながら選ぶようにしてください。
よくありがちなミスですが
「14~17インチまでなら装着できると記載してあったから17インチのホイールを購入して装着したらハンドルを切った際にタイヤが車体に当たって曲がれない」といったことがよく耳にします。
タイヤにはインチが同じでも幅や外径の長さが同じとは限らないので、幅を意識していないとタイヤがはみ出していて車検に通らないや擦れてしまうなどのトラブルになります。
その為、インチアップする際は、装着しようとしているホイールやタイヤはN-WGNに対応しているサイズなのかをしっかり把握しておく必要があります。
ちなみに参考ですが、N-WGNで18インチでタイヤサイズが165/35R18のタイヤ幅が165 mm(純正より+10mm)までなら装備することが可能となっています。
タイヤ幅で装備できるのは、15インチでタイヤサイズが195/45R15、タイヤ幅が195mm(純正より+40mm)までなら装着ができます。
もちろんこれ以上のサイズを取り付けることは可能ですが、タイヤが車体に当たってしまったり、車検に通らないなどのリスクが高くなるので、あまりオススメはできません。
あと1度装着して走行してしまったら返品などができないので、高いお金を払って購入しても使い道がなければ意味がないのです。
目立ちたいからと言って、極端にインチアップしすぎないようにしましょう。
N-WGN15~17インチアップ時の組み合わせ
最後は、インチアップ時の組み合わせを紹介していきたいと思います。
組み合わせとしたら、インチが大きくなればなるほど車高が高くなってきます。
SUV車なら違和感はないですが、N-WGNは軽自動車なので17インチのホイールで車高が高いと見た目的にバランスが悪くなってしまいます。
その為、N-WGNにインチが大きいホイールを装着するときは、できるだけ扁平率が高いタイヤと、車高調などで車高を低くするとバランスが取れてかっこよく仕上がります。
15インチなら扁平率の低いタイヤを装着してもバランスは取れると思いますが、16インチ以上になると見た目を重視するのならば扁平率が高いタイヤを装着した方が良いでしょう。
それと車高を低くした方が良い理由として、N-WGNに搭載されているセンシングに影響が出る場合があります。
センシングは、安心や快適機能を搭載した先進安全システムの事でレーダーやカメラで危険などを認識してサポートしてくれます。
インチアップで車高が高くなるとレーダーやカメラの認識範囲が変わってしまい、手前部分に死角ができてしまい反応しないことがある場合もあると聞きました。
せっかくのセンシングが機能しなければ意味がないので、インチアップで車高が高くなる場合は、扁平タイヤや車高調などで車高の高さを標準に近づけるようにしましょう。
N-WGNに搭載された先進安全装備と走行性能とは
N-WGNインチアップ まとめ
今回はN-WGNのインチアップやタイヤ・ホイール選びについて紹介しました。
タイヤやホイール選びで失敗しないためには、カーショップの店員さんなどにN^WGNに対応しているのかを聞いてから購入するようにしましょう。
ネットで購入する場合は、説明欄にタイヤサイズなどが記載されているので、しっかり確認して購入するようにしましょう。
もしわからなければ、販売している店の電話番号が載っていると思うので、そこに電話をして装着することができるかを聞くようにしましょう。
たまに「装着できます」と言われたが、購入して届いたタイヤとホイールが対応していないことがあったりします。
できるだけカーショップなどの実際に足を運んで話をできる環境で購入した方がトラブルにならないので、あまり車に詳しくない方はネットでは購入しない方が良いと思います。
しっかり、N-WGNを理解したうえでインチアップなどをして自分好みの1台にしてください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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