引用:https://www.honda.co.jp/N-WGN/
これから梅雨の時期になってくると雨の日が多くなり、運転時の視認性は重要となってきます。
ガラスコーティングなどで撥水性を向上させるのも良いですが、何よりワイパーが重要となってきます。
しかし、ワイパーゴムの交換のタイミングやワイパーゴムにメーカー名などが記載されていないためメーカーによって違いがあるのかは結構知られていません。
そこで今回は、N-WGNのワイパーゴムについて紹介しているので、全然交換していない人やこれから交換しようとしている人は是非参考にしてみてください。
N-WGNのワイパーゴムを交換する意味
車検時などにワイパーのゴムを交換するときがあると思いますが、なぜ交換する必要があるのでしょうか?
ゴムの劣化
ワイパーは、名前の通りゴムでできていますが、ワイパーゴムは消耗品で取り付けた瞬間から劣化していきます。
劣化の原因としては、「酸」「油分」「砂ホコリ」「赤外線」などの要因で劣化していきます。
そして、ワイパーゴムは季節の温度変化によって伸びたり縮んだりします。
それによってゴムにだんだんとヒビなどが入ってきてフロントガラスとワイパーゴムとの間に隙間などができてきます。
そうするとワイパーを動かしても雨水が残った状態となります。
あまりワイパーを使用していなくてもワイパーゴムは傷んでくるので定期的にワイパーゴムを交換する必要があります。
ワイパーゴムはそこまで金額がかからないのですが、そこをケチって放置していると大変なことになります。
私の知り合いを例にして紹介しますが、知り合いはフロントガラスに直接塗るタイプの撥水液を使用しており、ワイパーは大雨以外は使用していませんでした。
しかし、ワイパーにはヒビが入ってぼろぼろの状態でしたが「あまり使わないから」と言って交換していませんでした。
しかし、一緒に車に乗っているときに雨が降ってきてワイパーを動かしたらフロントガラスの下から上まで太い傷が付きました。
最初は汚れと思っていましたが、よく見るとワイパーのゴムの隙間から金具が出ており、その金具がフロントガラスに擦れて傷が付いてしまっていました。
後日知り合いに聞いたらガラスの交換費用として15万円ほど支払ったと言っていました。
ワイパーゴムは数百円~数千円ほどで交換できるのにそこをケチってしまったおかげで大きな出費をしないといけなくなったことがあったので、定期的にワイパーゴムを変えることをオススメします。
「車検時に交換しているから大丈夫」と思っていても季節や使用頻度によって変わってくるので、ワイパーゴムの寿命などを紹介します。
N-WGN純正ワイパーゴムと寿命、交換費用
まず、N-WGNにもともと装備されている純正ワイパーを紹介していきます。
ワイパーブレードは、運転席側用で税込5.400円、助手席側用で税込5.400円でリア用は税込3.564円となっています。
そして、ホンダではワイパーブレードのセットでも販売しており、セットだと税込14.364円が9.936円で購入することができます。
ワイパーゴムは、税込1.458円で購入することができます。
次にワイパーゴムの寿命を紹介したいと思います。
ワイパーゴムの寿命
ワイパーゴムは消耗品なのでハッキリとした日数は使用回数などによって違いがありますが、大体1年くらいで交換するのがベストだと言われています。
しかし、早く寿命が来る場合もあるので寿命時に起こる症状を紹介したいと思います。
・ワイパーを動かしたときにスジが残る
ワイパーゴムにホコリなどが付着していたり、ゴムが劣化で硬くなっている時にワイパーを動かすと綺麗に拭き取れず水のスジが残ります。
・ムラがある
ゴムが切れていたり、硬くなっているとその部分だけが拭き取ることができずに雨水が残った状態となります。
・滑りが悪い
ゴムが切れていたりしていないが、ワイパーを動かしたときに滑りが悪く、引っかかるように動いている場合は、ゴム全体が硬くなっており、ガラスと摩擦ができてスムーズに動かない。
ただし、ホコリや角度によって同じ症状がおこるのでガラスを濡れタオルなどで拭いた後にワイパーを動かして同じ症状ならワイパーゴムの寿命と思われます。
・ワイパーゴムのヒビ割れ
ワイパーゴムを見た時に水を拭き取る部分にヒビが無いかを確認しましょう。
ヒビがあると上記の症状が起きやすく、それが酷くなると金具部分が出てきてしまいフロントガラスを傷つけてしまいます。
寿命の症状は結構はっきりとわかりやすいのであまり車に詳しくない人でも簡単に見極め
ることができると思います。
ワイパーゴムの交換費用
そして、ワイパーゴムの交換費用ですが、どこで交換するかで費用は大きく変わってきま
す。
例えば、ディーラーで交換する場合は純正のワイパーゴムを使用するので、税込1.458円
×本数+工賃500~1.000円がかかります。
個人の整備工場などで交換する場合は、ワイパーゴム1本1.000円くらいで工賃は500円
くらいとなります。
もっと安くしたい人は自分で交換するとかなり安くすることができます。
ホームセンターやカーショップなどでワイパーゴムが1本180円~とかなり安く販売され
ているので自分で交換すればワイパーゴム代だけで済ませられます。
交換の仕方も、フックに沿ってワイパーゴムを通すだけで良いので特別な技術などもいら
ないので誰でも簡単に交換することができます。
N-WGNおすすめのワイパーゴム
次におすすめのワイパーゴムを紹介したいと思います。
ワイパーゴムは価格によってゴムの素材が変わってきます。
・天然ゴム
低価格だが様々な弱点が多い素材で、純正のワイパーに使用されることが多いが、劣化が激しい。
・グラファイトゴム
新しい車に使われることがあるゴムで、グラファイト(石墨・黒鉛)が天然ゴムの表面にコーティングしており、天然ゴムのワイパーよりも優れた性能を発揮します。
・シリコンラバー
全ての弱点を克服した素材で、耐熱性・耐寒性・対オゾン・紫外線・電気特性・耐水性・化学的安定性などが優れていますが価格は高い。
人気で1番取り扱いがされているPIAA(ピア)のワイパーゴムですが、1本872円のワイパーゴムは超撥水シリコートでお使いのワイパーゴムを取り換えるだけで撥水効果のコーティングを得ることができるワイパーゴムです。
そこまで高いのではなくもう少し安いワイパーゴムが良い人には、PIAAのスーパーグラファイトのワイパーゴムで1本540円で発売されています。
グラファイト粒子をコーティングしているので1番使用されている標準のワイパーゴムとなっています。
ホンダ N-WGN H25.11- RACING BLADE ワイパーMW21MW14-k-317
もっと安いのであれば、天然ゴムを採用しているワイパーゴムでコーティングなどは施されていないワイパーゴムなら1本450円以下で購入することができます。
オススメとしたら、シリコンラバーのワイパーゴムがオススメですが、価格が少し高いので手が出しづらいと思います。
しかし、シリコンラバーのワイパーゴムは、経年劣化してもゴムが硬化しないので、天然ゴムやグラファイトゴムよりも長持ちするので、トータル的には価格は変わらないと思います。
N-WGNのウォッシャー液も選ぼう
最後はウォッシャー液について紹介したいと思います。
あまりウォッシャー液を使う人は居ていなくて、何の意味があるのかわからない人も多いと思います。
ウォッシャー液はフロントガラスやリアガラスをワイパーで洗浄する際に出てくる液体のことでガラスを洗浄するだけではなく汚れを落とし傷が付きにくくもしてくれます。
その為、水を入れている人も居ていますがウォッシャー液を入れていないとガラスの汚れがしっかり取れなくて、視界が不良になったり、傷が付いたりする可能性があります。
ウォッシャー液にも様々な種類のものがありますが、その中でオススメなのは、撥水コーティングの効果があるものがオススメとなります。
汚れを落とすだけではなく、ガラスをコーティングしてくれるので一石二鳥となります。
価格は2.5Lで500円くらいでカーショップなどで販売されています。
【レインX rainx】スーパーレイン・X SUPER rain・x ウオッシャー2000 2000ml
そして選ぶときのポイントですが、ウォッシャー液には外気の温度でも変わってきます。
気温が低い地域でお住まいの方なら、-30℃以下でも凍結しない液の物を選択すれば雪の降る時期でもウォッシャー液を使用することができるので、購入するときは、マイナス何℃まで対応しているのかを確認してから成分を見るようにしましょう。
N-WGNのワイパーゴムサイズ まとめ
ワイパーゴムはそこまで重要視していない人が多いですが、ワイパーは視界の確保やガラスを守る為には重要なものなので、これからはワイパーにも気を使うようにして定期的にワイパーゴムの状態を見るようにしましょう。
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