引用:https://toyota.jp/vitz/
ヴィッツは、ベーシックカーとして誰でも扱いやすい車なので、幅広い人から人気となっています。
運転だけではなく車内のスペースを趣味などで活用することはできるのでしょうか?
今回は、ヴィッツの車中泊やフルフラットについて紹介していきたいと思います。
車中泊と言えば、高さや長さのあるワゴンタイプの車で行うイメージがありますよね。
しかし、ヴィッツはコンパクトカーなので、スペースに余裕がなく、車中泊は不可能な感じに思われがちです。
この記事では、ヴィッツで車中泊をすることができるのかを紹介しているます。
これからキャンプなどを予定している人は是非参考にしてみてください。
ヴィッツのシートアレンジ
まず最初にヴィッツの後部座席や収納スペースのシートアレンジについて紹介していきたいと思います。
ヴィッツにはグレードによってシートアレンジのタイプが異なります。
・6:4分割可倒式リヤシート
引用:https://toyota.jp/vitz/
ハイブリッド全車、U“Sportyパッケージ”、U、1.3F、1.3Jewelaに標準装備されており、テントなど長さがあるものを収納することができます。
・一体可倒式リヤシート(アジャスタブルデッキボード非装着車)
引用:https://toyota.jp/vitz/
F“SMART STOPパッケージ”、1.0F、F“Mパッケージ”、Jewela“SMART STOPパッケージ”、1.0Jewelaに標準装備で面積が広い物やたくさんの荷物を収納することができます。
ヴィッツのシートですが、背もたれを倒すだけのタイプでフルフラットにはできない状態となっています。
ヴィッツは長いとは言えないので、上記の画像のようにテントなどは収納できますが、釣竿などは運転席まではみ出てしまいます。
縮小できる釣竿なら問題はないですが、縮小できない釣竿などは運転席と助手席の間を通すことになるので運転の邪魔になる可能性があります。
テント以外にゴルフバックも収納できるので、友達とゴルフに行く機会が多い人は、6:4分割可倒式リヤシートのグレードを選択する方が良いでしょう。
一体可倒式リヤシートなら2人しか乗ることができないですが、6:4分割可倒式リヤシートなら3人乗ることが可能です。
フルフラットにならない空間対策
次はフルフラットにならないヴィッツの空間対策について紹介していきたいと思います。
ヴィッツはフルフラットの状態にはならないので段差や隙間ができてしまいます。
大きい荷物を収納するときにその段差で荷物が傾いてしまいます。
そうならないために段差を無くさないといけませんが、段ボールを敷き詰めたりするのは面倒ですよね。
ヴィッツにはアジャスタブルデッキボードが付いており、2段のアジャスタブルデッキボードを設定することができます。
これで、フルフラットに近い状態にできますが、段差が消えるわけではないです。
その為、社外メーカーですがヴィッツに対応しているマットなどが販売されています。
そのマットを後ろの収納スペースに敷くだけで、シート部分と同じ高さになるのでフルフラットみたいに平らな感じになります。
そうすると大きい荷物を収納するときに段差を気にしなくて済みます。
荷物が傾くこともないので荷物を気にしながら運転する必要もなくなります。
マットはキャンピングマットなど種類が多いですが、価格は2千円~と安い物も多いです。
フルフラットに近い状態にしたい方は車内専用マットやクッションの購入をオススメします。
ヴィッツで車中泊は可能か?
次にヴィッツは車中泊をすることができるのでしょうか?
上記で紹介したようにヴィッツはフルフラットにはなりません。
そのまま寝ころぶには、段差などがあり正直厳しい部分があります。
しかし、車中泊用のマットなどを購入して、そのマットを使用すれば段差があまり気にならない程度になるので、車中泊をすることが可能となります。
しかし、問題点は段差だけではありません。
ヴィッツは、コンパクトカーでフルフラットにならないのでスペースがそんなに広くありません。
後部座席を倒して収納部分と後部座席の部分で寝ころぼうとしても大人なら足を曲げて寝ころばないといけません。
その為、大人2人で寝ころぶと窮屈感や足を曲げているので疲労感が出てしまい、くつろげないかもしれません。
私も1度知り合いのヴィッツで試してみたことがあります。
私は身長170cm以上ですが、足をずっと曲げておかないといけない状態で正直足が疲れてしまいました。
人によって足を曲げて寝ても違和感がない人は多いですが、私はしんどかったです。
寝転んだ感触は、マットを敷いていれば全然段差が気にならなくなります。
腰などに負担がかからないので気持ちよく寝ることができるでしょう。
スペースには限りがあるので、ヴィッツで車中泊するのなら大人2人ならスペースに余裕がなく、窮屈な感じとなります。
子供1人と大人1人なら窮屈感をあまり感じることなく車中泊をする事ができます。
1人ならもっとスペースに余裕ができるのでゆったり寝ころぶことができるでしょう。
そして、車中泊はマットだけではなく、よりゆったり過ごせるために車中泊で使えるグッツなども多く発売されているので紹介したいと思います。
ヴィッツで車中泊するとなると、燃費も気になると思いますので
「ヴィッツの平均燃費と実燃費の記事」を参考にしてください。
この記事で、燃費面から実用的なのかの判定も出来るかと思います。
ヴィッツで車中泊の必需品
ヴィッツで車中泊をする時にはマット以外にも用意しておくと快適に過ごせる物があるので紹介していきます。
まず、車中泊の必需品1つ目ですが、タオルやブランケットです。
ヴィッツで車中泊をする際は、上記で紹介したマットを下に敷き寝転んだりすると最適になります。
でも、フルフラットではないので、多少の段差などが残ります。
少しの段差や隙間が気になる場合にタオルやブランケットを利用して隙間などに埋め込むと寝転んでも気にならないようにできます。
そして、布団など持っていくなら畳んでも場所をとります。
でもタオルやブランケットは掛布団代わりにもなり、畳むとコンパクトになるのでカバンなどに入って持ち運びが楽になります。
必需品2つ目は、カーテンです。
車中泊は、山の中だけではなくサービスエリアなど人が多く居ている場所で車中泊する場合もありますよね。
周りの目を気にしないでゆっくりできるようにカーテンを付けておく必要があります。
特に女性の場合は、着替える時など外に見えないようにしないといけないので寝る以外にもカーテンは必要となります。
必需品3つ目は、ランプです。
車内には、ルームランプがあります。
でもずっとルームランプを使用しているとバッテリーが上がってしまうので、ずっとルームランプを使用することができません。
ルームランプの代わりの照明が必要となるのですが、便利なのが電池式のランタンがオススメです。
まず大事なのが、電池式です。
コンセントが必要なランプは車のエンジンをかけとかないといけないので、意味がありません。
充電式も、電気がなくなれば充電するのに車のエンジンをかけないといけないので手間がかかります。
電池式なら電池を交換するだけで済むので楽ですし、車のバッテリーやガソリンに影響はありません。
なぜランタンが良いのかと言うと、ランタンは置くだけで360度照らしてくれるので便利です。
懐中電灯などは1ヶ所だけしか照らせないのと動作に合わせて動かさないといけないので手間がかかりますのでランタンならその手間が無くなり車中泊を楽しむことができるでしょう。
ヴィッツをフルフラット まとめ
今回は、ヴィッツの車中泊について紹介しました。
ヴィッツで車中泊をしようとすると少し工夫が必要となりますが、車中泊をすることは可能となっています。
そして必需品ですが、最低限必要なものを紹介させていただきました。
目的によっては、ミニテーブルやクーラーボックスなどを持っていくとより便利となります。
ヴィッツはスペース的には広くないので、物の数が多ければその分狭くなるので注意しましょう。
これからの季節キャンプなどには最適な時期になります。
ヴィッツでの車中泊を考えている人は今回の記事を参考にして、楽しい車中泊にしてください。
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