軽自動車にSUV要素を盛り込んだ、アウトドアな新ジャンルの「スペーシアギア」。
今回は、そんなスペーシアギアの価格に関するあれこれ、リセールバリューやおすすめグレードなどをまとめてみます。
スペーシアギアのグレード別価格
スペーシアギアのグレード別の価格や、グレードごとの装備の違い、スペーシアギアの魅力的なオプションカラーと一緒にみてみましょう。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/
○スペーシアギア HYBRID XZ (ベースグレード)カタログ燃費 28.2㎞/L
2WD/CVT/ノーマル 1,614,600円
4WD/CVT/ノーマル 1,732,320円
○スペーシアギア HYBRID XZターボ (上位グレード)25.6㎞/L
2WD/CVT/ターボ 1,695,600円
4WD/CVT/ターボ 1,813,320円
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/
○スペーシアギアのカラーバリエーション
スペーシアギアのカラーバリエーションは、単色が3種類、ツートンが5種類の全8通りのバリエーションです。
選択する色によって、オプションカラーとして別途金額が変わるので個別に価格を知っておきましょう。
・スペーシアギア ツートンカラー 各43,200円
- アクティブイエロー ガンメタリック2トーンルーフ
- ブリスクブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
- オフブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
- ツールグリーンパールメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
- フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーンルーフ
・スペーシアギア 単色 各21,600円
- スチールシルバーメタリック
- ピュアホワイトパール
- ブルーイッシュブラックパール3
※3のブルーイッシュブラックパール3はオプション料金なし
スペーシアと言えばパステルカラー特に黄緑系の色が定番のイメージですが、スペーシアギアは活発な車としての印象からかレッドやイエローといった目立つ色合いが街中で見る機会が多い気がします。
私は、オフブルーのツートンが好きですがみなさんは何色が好きですか?
スペーシアギアは、所々にブラック塗装のパーツで無骨なSUV感を出しているおかげか派手な色をと入れてもバランスがきっちりとれるのでどのカラーを選択してもオシャレに着こなしてくれそうですよね。
黒色や白色といった無難な色が好まれやすい日本人の車事情ですが、SUZUZUKIはハスラーやスイフトなんかでも上手にデザインとカラーの取り入れが出来てますよね。
一見、車の色を変えるだけでこの価格と思われるかもしれませんが、個人的には数万の上乗せでこんなオシャレに印象が変わるなら大いに良い買い物だと思いますよ。
○グレードごとの違い
ターボの有無だけが何もスペーシアギアのグレードの違いではありません、5万円程度の価格差意外に実際はどういった違いがあるのでしょうか?
・クルーズコントロール
・パドルシフト
この二つがターボモデルには、搭載されますが意外とそんなに装備は同じ。
元々、スペーシアギア事態は特別仕様車、いわゆるプレミアムバージョンとしての立ち位置なんでしょうかスペーシアシリーズは両側スライドドアですし、スペーシアギアはシートヒーターや本革ステアリングといった通常は最上位グレードにしか搭載されないような機能や装飾を余すことなく備えています。
それでこの価格であれば非常にお得感ありますよね。
何気にこの価格で、フロント、リヤスピーカーを備えツイーターまで装備しているんですから、意外とオーディオ周りも充実しているんですよね。
前後で重複してしまいますが、価格を考えたら圧倒的にお得なSUZUKIのスペーシアギアには脱帽です。
スペーシアギアのリセールバリューが高いのは
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_gear/comfort/
さて、スペーシアギアの価格とスペックを抑えたところで次の話に移りましょう。
ここまでで、お値段以上に良い車というお話をしてきたのですが実際のところ170万円ほどの大きな買い物ですから買ってその後を考えておかなくてはいけません。
人によって車を手放す経緯はまちまちですが、奮発して買った車が売るときに安かった、フルモデルチェンジで乗り換えたいから次の車の購入費に充てたい、少しでも高く売れる車をどうせなら買いたいという気持ちはどなたでもあるはず。
というわけで、スペーシアギアのリセールバリュー(中古車相場)を考えてみました。
とはいえスペーシアギアは、まだ生まれて間もない車、中古車市場には参考になるほど出回っていません。
スペーシアとスペーシアカスタムの中古車市場を参考にある程度、信頼できる予想を考えてみましょう。
・スペーシアの中古車価格は、100万円~200万円
・スペーシアカスタムの中古車価格は、127万円~260万円
スペーシアの中古車価格は落ちづらい傾向にあるようで、その理由としては人気車種であることもそうなんですが両側スライドドアの中古車は需要が高い事も大きくこの結果に作用していそうです。
一つ前の世代のスペーシアの片側スライドドア装備車であれば、実は程度がよければ50万円以上の値段が付くようですよ。
そしてスペーシアギアは、さきほどもお伝えしたようにシートヒーターや両側スライドドアはもちろん各種装備が充実している事。
これとスペーシアカスタムのような特別仕様のラインナップであることも踏まえるとちょうど、スペーシアとスペーシアカスタムの中間領域の中古車価格になりそうです。
結論としては100万円~140万円といった価格帯が予想できます。
この価格の範囲で少しでもリセールバリューを高くするのを考えるのであれば、人気のあるツートンカラーやターボモデルを選択するとリセールバリューは満足のいく結果を得られそうです。
スペーシアギアの価格で見るおすすめ
グレード別の価格とリセールバリューを考えてみたのですが、スペーシアギアという車の性格を考えて以下の点に注目しておすすめグレードを考えてみました。
・スペーシアギアはもっぱらアウトドアで活躍させたい車。
・装備と価格で言えば、装備を充実させてもさほど価格が高すぎることはない。
・リセールバリューを考えると、ツートンでコディネートしたい。
これを踏まえると、やっぱりおよそ5万円の価格差で買える「HYBRID XZターボ」でしょう。
2WDか4WDのどちらを選ぶかは、オーナーの走行環境によるとしてこの価格で、マイルドハイブリッド+ターボで坂道も高速道路も快適に走れる。
忘れてはならないのが、高速道路と言えば長距離ドライブ、長距離ドライブと言えば「クルーズコントロール」です。
この価格で、これまでのコストパフォーマンスの良ければ「HYBRID XZターボ」を選んでおいて間違いないでしょう。
満足のいく、この内容なら買って後悔はありませんし、手放すときもリセールバリューが高くなるようにツートンカラーでばっちりキメて買ってよし売って良しの優等生ではないでしょうか?
スペーシアギアの価格の評価
ちょっとした補足ですが、スペーシアギアの価格の評価として他車の同じようなスペックの車と比較してみましょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp
○ダイハツ ウェイク
2WD/ターボ/CVT 1,717,200円 カタログ燃費 23.8㎞/L
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/type/custom/
○ホンダ エヌボックス カスタム
2WD/ターボ/CVT 1,895,400円 カタログ燃費 25.0㎞/L
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayzroox/
○日産 デイズ ルークス ハイウェイスター
2WD/ターボ/CVT 1,765,800円 カタログ値 22.2㎞/L
同じぐらいのサイズ、同じぐらいのグレードで比較するとスペーシアギアがいかにすごいか分かりやすいんです。
この価格帯で唯一、ハイブリッドとクルーズコントロール、その他もろもろの機能性を備えているのって実はスペーシアギアだけなんですよね。
例え、同じ価格でも内容次第ではその価格に対する考え方は大きく変わります。
あとは、見た目の好みが合致するかの問題のみ。
燃費もやっぱり優秀で、これは他の大手メーカーもうかうかしてられませんね。
スペーシアギアの価格 まとめ
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
スペーシアギアの価格いかかでしたか?
○○は安いだけじゃない!なんて宣伝文句は良く耳にしますが、スペーシアギアに関してはこの言葉通りの内容かなと思います。
スペーシアギアの口コミをみていると、SUZUKIは攻めてるってフレーズを良く見ますがまさしくその通りで、見た目からしてSUV要素をガッツリいれる軽ハイトワゴンなんてこれまでなかったですよね。
それだけじゃなく、いろいろ盛り込みまくりの欲張り仕様ですから、やっぱり攻めてるこの車と思わされちゃいます。
最近の軽は高すぎるとよく言われはしますが、逆に最近の軽は良く出来過ぎとも言えるんですよね。
ハイブリッドとターボの組み合わせによって走行性能なんかはコンパクトカーに迫るインプレッションがあるぐらいですから軽は走らないといったイメージも払拭しつつあるわけです。
走って、便利で、十分広い、そしておしゃれなルックスのスペーシアギアは価格からしてもコスパ良しですよ。
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