走り、内外装ともにリッターカー並みの実力【デイズ 新型】。
進化したのはそれだけじゃない!
技術の日産が送り出すのは、最新の安全装備を持った【デイズ 新型】です。
今回は、軽のレベルを超えた最新安全装備(ADAS)をまとめてみました。
【デイズ 新型】の進化したADAS
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html
○そもそもADASって?
ADASとは、Advanced Driver Assistance Systemのこと。
カッコよく英語で綴りましたが、要は「先進安全装備」の総称です。
日産なら「ニッサン インテリジェント モビリティ」スズキならば「スズキ セーフティ サポート」など。
クルーズコントロールなんかもコレに入ります。
○【デイズ 新型】のADAS
【デイズ 新型】に搭載される先進安全装備は
- プロパイロット
- SOSコール
- ヒルスタートアシスト
- オートブレーキホールド
- 電動パーキングブレーキ
- インテリジェントアラウンドビューモニター など
全部書こうと思いましたが、長くなるので割愛します。
数えてみると全部で22種類もの先進安全装備が盛り込まれていました。
小さな車体に、ギュッと最新の技術が詰まっているんです。
もちろん、数がすごいから【デイズ 新型】とは言いません。
一つ一つ、実用レベルで優れた機能だからこそ純粋に評価できるのが良いところ。
中でも今回の【デイズ 新型】で目玉になるものをピックアップしてみました!
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html
○プロパイロット
【デイズ 新型】の最大のアピールとも言える「軽自動車初の搭載」の「プロパイロット」!
車間距離、車線中央を自動で保つこの機能。
軽自動車でも使えるのは【デイズ 新型】だけと、注目を浴びています。
グレードで搭載の有無が変わりますが、パッケージングが上手です。
プロパイロットは、ハイウェイスターでオプション扱いとなりプロパイロットエディションを選択すると標準搭載になります。
プロパイロットエディションは、2WDだと以下の価格です。
- ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,567,080円
- ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 1,647,000円
150万円台からプロパイロットに乗れて、ターボだから高速道路の巡航はすこぶる快適になりますね。
実質の最上位グレードになるハイウェイスターGターボのプロパイロットエディションで、160万円は最近の軽自動車のプライスを考えると安いと思いませんか?
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html
○アラウンドビューモニター
まるで上空からドローンで撮影しているような「アラウンドビューモニター」。
これからの定番になる話も聞きますよね。
過信は禁物ですが、駐車は圧倒的に楽になる口コミは非常に多いです。
小回りが利き、視界も良好な【デイズ 新型】に搭載すれば運転が苦手な奥様方の最高のパートナーになりそうです。
【デイズ 新型】の緊急通報装置と課題
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html
【デイズ 新型】には真新しい機能がもうひとつあります。
「SOSコール(緊急通報装置)」が軽自動車初でグレード別で設定されました。
言わずと知れた有名メーカー「BMW」にも似た機能がありますが、現行の日産車で唯一【デイズ 新型】に搭載されています。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html
実際の機能は
- 急病、身の危険を感じた時にスイッチをおす
- 事故発生時にエアバック連動で自動作動
緊急時にオペレーターが現在位置や状況を判断、計算し緊急車両などの手配をしてくれるといったもの。
トラブルに直面した時に、ヒトは冷静さを欠いてしまいがち。
現在位置や状況を把握して、迅速に対応してくれるのは安心感有りますよね。
引用:https://youtu.be/1-17Oc_c2JI
実は、ボタン一つで緊急車両を手配する機能は他のメーカーでもあるんです。
しかし、【デイズ 新型】のSOSコールでは他車の決定的な違いが存在しています。
それは「あおり運転」に合った時にも対応するという点です。
SOSコールを利用すると、警察への連絡と最寄のパーキングエリアへの誘導までサポートしてくれます。
最近では、「ドラレコ作動中」のステッカーを貼っている車も増えましたね。
【デイズ 新型】が提供するのは、「あおり運転」への新たな抑止力。
交通事情のひとつの課題への新しい試みです。
この機能を搭載している事をどう周りにアピールするか、SOSコールの機能をより広める必要もありそうです。
問題視される「あおり運転」に対して、どれほど抑止効果が得られるか今後の課題も浮上してきます。
プロパイロットとライバル比較
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/safe.html
運転支援システムは各メーカー、それぞれの名前で展開していますよね。
アイサイト、ホンダセンシングなど多種多様でどれが良いの?と思ってしまいます。
客観的に「プロパイロット」の実力を評価する方法があります!
自動運転やそれに近い機能には、レベル分けが去れているんです。
○自動運転レベルの1~5 (国土交通省による)
- 【0】運転自動化なし
- 【1】運転支援
- 【3】条件付運転自動化
- 【4】高度運転自動化
- 【5】完全運転自動化
基本的に、国産車の自動運転系の機能はレベル【1】の運転支援に分類されます。
しかし、今回発売された【デイズ 新型】にも搭載されているプロパイロットはレベル【2】。
車線逸脱防止や自動追従といった機能面では、ライバルと同じですが実際には自動化している部分はステアリングの可動域などが異なります。
細かいところは抜きにして、国の指定するレベルでライバルより評価が高いのは分かりやすい。
○○サポートといった名前ではなく、若干強気な「プロパイロット」の名前にはこういった背景があるんですね。
【デイズ 新型】のACCはスキがないか
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/safe.html
【デイズ 新型】のプロパイロットについてもう少し見ていきましょう。
CC(クルーズコントロール)は、技術の進歩でACC(アダクティブ・クルーズコントロール)へと進化しました。
この2つの違いは、「ブレーキ操作の有無」です。
従来のクルーズコントロールでは、速度は自動で保つけど車間距離はブレーキ操作でどうにかする。
つまり、アクセルだけはやるけど、あとはどうにかしてね!がその実態でした。
ACCだと、カメラあるいはセンサーが距離を検知しコンピューターでアクセルもブレーキも自動で操作してくれます。
何が言いたいのかというと「ブレーキ」を頻繁に利用するのはACCとしてどうなの?という事です。
例えば、こういった問題があります。
スバルのACC機能「アイサイト」で、前車が追従対象から外れる、カーブでセンサーが上手く機能せず予期せぬ加速があって危険。
さきほどの、レベル【1】に分類されるアイサイトでは自動でコントロールできる状況に制限があります。
特に、カーブはこのレベルだとステアリングの可動域が自動では対応しきれない制限があるんです。
一方、プロパイロットではバッチリ体感できるほどコントロールしている口コミは多いです。
完全に運転を丸投げできるわけではありませんが、少なくとも気疲れするような長距離ドライブは軽減されるでしょう。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
日産セレナのCMでプロパイロットが出た時は、ファミリーカーでこんな機能が付きだしたのか!と驚きました。
今度は、軽自動車にプロパイロットを初搭載ですから驚きです。
先進技術の進歩は、私たちの予想以上の速度で上がってきていると感じますよね。
個人的には、軽自動車こそプロパイロットって役立つと思っています。
「昔の軽と比べて高速道路が走れるのが増えたよね。」って話は良く耳にしますが、走ると言えどスモールな車体で高速道路は疲れるんです・・・。
プロパイロットは、そういった問題を解決するもっとも効果的な技術だと思います。
お値段も割と良心的ですし、軽で十分!でも長距離の時はちょっとしんどいと感じるなら【デイズ 新型】はきっと満足できますよ。
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